夏休み|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

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夏休み2014後半

 もう新学期が始まりましたが、夏休み後半を振り返る。まずは8月19日プリンセスリーグの椙山女学園戦。圧倒的に攻めるもシュートは枠を外したり、ポストやバーを叩き、嫌な展開。案の定、カウンターから前半に1失点。後半の立ち上がりにもカウンターから失点し、0対2。ここから暑さの影響からか相手の足が止まりだし、猛攻を仕掛ける。すると、立て続けに得点し、結局3対2で勝利した。これで、3戦を終え、藤枝順心戦(1?3で×)、磐田東戦(4?2で○)の2勝1敗とした。その後、県の高校リーグ(VS旭丘)を挟み、大阪(J-GREEN)に遠征。大商学園、大阪桐蔭、追手門、京都精華女子、開志学園、セレッソ大阪(U-18)と対戦。どの試合も一方的な展開ではないものの、自分たちがリズムを崩し、失点する場面が目立った。決定力については永遠のテーマである。夜の情報交換では、大商学園の竹内先生、開志の鈴木先生、京都精華の越智先生とインターハイのことなどを中心に語り合った。8月26日(火)は第1回小牧カップ中学校選抜大会(25?27日)の運営協力とTRMを行った。この大会は南山女子のナイスガイ、梅垣先生の熱意と行動力から生まれたもので、参加チームは神村学園、京都精華、福井、常葉橘、東海大翔洋、十文字学園、文京学院、修徳、南山女子、金城学院の10チームである。全国各地から飛行機やJR、観光バス、マイクロバスを利用してここ小牧に集結した。普段の高校生の指導の中で高1と高3との差を実感することは多々あるが、中1と中3のギャップはそれよりも大きいと感じた。部活動を通して成長していく姿を見れるのは指導者冥利に尽きるが、根気が要る仕事に違いない。また、U-15の全国クラスのイベントがあると、高校チームの関係者がスカウティングに来るものだが、中高一貫の学校だったこともあり、そんなこともなく、純粋にこの年代のサッカーを楽しむことができたのもよかった。それぞれの高校で活躍する姿を見れる日も近い…。懇親会にはほぼ全チームの指導者の方が集まり、今までの指導、2日間を振り返った。参加者には男性よりも女性の方が多く、時代を表している気がした。途中からあの替え歌名人(私と同級生)も参加され、存在感を示した。かなりの強行軍で体調が心配されたが、ホームに迎え入れた床爪先生に手羽先をと、駅前に出るも30分でオーダーストップと言われ、近くの店に飛び込んだ。そこのママさんの自慢料理がさんま。絶品でしたが、名古屋めしはまた来年?!ということで…。

 夏休み最後の日もTRMで終えた。この夏休みは過去最多の試合数となったが、大きな怪我なく、私の叱責にも耐え、選手たちはよく乗り切ったと思う。1年生は入学して5カ月とは思えないほどの成長をした。2年生は己の成長とともに後輩の指導もこなし、3年生に至っては残りの高校サッカーを悔いなく終えるため、すべてを全力でやり切った。24時間テレビのテーマは“小さなキセキ 大きなキセキ”??TOKIO城島くんの走りも40代あとわずかの私に元気を与えてくれたが、軟式高校野球の準決勝で50回を1人で投げ切った中京(岐阜)の松井くんの精神力はいかなるものか。得点されたらサヨナラ負けの場面を41回しのいでいる訳である。キセキ以外の何物でもない。これは極端なものであるが、小さなキセキも大きなキセキもいつも身近で起きている。

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夏休み2014前半

 ほぼ1ヶ月ぶりの更新です。東京のAさんに突っ込まれたのでやる気になりました。私は色が黒くなった程度で何も変わっていません。部員たちは大きな怪我なく、夏休み前半を終え、オフに入っている。ここまで、高校リーグ、東海プリンセスリーグ、TRM、エスパルスカップ、東京遠征と過酷なスケジュールをこなし、課題の1つである精神面の成長が随所に見られた。特にエスパルスカップから東京遠征での収穫が多い。東京では台風11号の影響も心配されたが、ここは晴れ男の面目躍如。ほとんどが予定通り行われ、充実した日々を過ごした。富士山を眺め、移動中には首都高速からスカイツリーを眺めるなど、外国人観光ツアーの雰囲気も味わえた。とにかく色々とお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 7月26日(土)には高校生活入門セミナー中で、サッカーの講座を開いた。猛暑の中、20名の中学生が参加し、初心者からクラブチームで活躍の生徒たちと楽しい時を過ごした。ぜひともこのグラウンドで切磋琢磨し、夢の実現を目指す一員となってほしいものです。

 オフ明けから、東海プリンセスリーグ、高校リーグ、大阪遠征、第1回小牧カップ中学校選抜大会補助とTRM、皇后杯予選、高校選手権抽選会と気の休まる時はない。引退した3年生もチームに戻り、なお一層、チーム内での競争が激化した。夏休み後半、技術、体力、戦術面の課題をどれだけ克服できるか、これが今後を占う。

 “いい準備をしよう!”

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