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令和元年度インターハイ東海予選(東海総体)
6月22(土)・23日(日) に藤枝総合運動公園・藤枝市民グラウンドで、インターハイ東海予選が行われた。予定ではこのピッチで激戦を勝ち抜くための戦いを繰り広げるはずが、ピッチ外からの観戦となった。毎年感じていたことだが、2日間で3試合を17名登録で戦うのは至極厳しいレギュレーションである。他の種目と男子との兼ね合いと一蹴されるが、改善の余地は残る。
大会の寸評はここでは控え、結果だけを掲載する。藤枝順心高校が3勝0敗(VS神村学園伊賀分校3-0、VS帝京大可児2-0、VS豊川5-0)で優勝。帝京大可児高校が2勝1敗(VS豊川1-0、VS神村学園伊賀分校1-0)で準優勝。神村学園伊賀分校が2敗1分(VS豊川0-0)、豊川高校2敗1分。藤枝順心の8連覇も見事であるが、岐阜県代表として、念願のインターハイ初出場を果たした帝京大可児の戦いぶりも見事であった。神村学園伊賀分校においても最後まで走り抜き、初舞台で躍動した。愛知県代表として、部員たちの大きな夢に向かって必勝を誓った豊川。順心戦は観戦していないが、一進一退の可児戦、攻め続けた神村戦、いづれも紙一重だっただけに、悔しさは計り知れない。我がチームの大きな課題でもあるが、1点の重みを強く感じる大会であった。
本校はテスト期間中で部活はオフ。進学のために勉強にも一切の妥協も許されない。私はテスト作成と並行して、夏休みの計画を作成中。もちろんサッカー部の。とにかく多田出没注意と言ったところか…。
中学生の皆さまにアナウンス。7月27日(土)・28日(日) の両日、本校にて高校生活入門セミナーが実施される。学校の説明とサッカー部の体験会も両日行われる。都合を付けてぜひご参加を。部員たちは沖縄インターハイには行かず、温かく皆さまをお迎えします。参加申し込みはこちらから。
2017東海総体
ただ今、三重から帰着。体力に自信があるはずの私ももうヘロヘロ。それでもパソコンに向かう自分にリスペクト。書くことは山ほどありますが、簡単に報告!!
6月17日(土)12時から監督会議が行われる。当然登録選手の変更もここまで。この10分前にキャプテンさりーを怪我のため、登録から外すことを決断する。1年生からレギュラーをはり続けてきて、キャプテンとして最後のインターハイ出場の切符を掴むためにトレーニングしてきたが、無念の抹消。部員にもそのことを伝えると、明らかに動揺が見られる。そんな精神状態の中、あの藤枝順心高校との対戦である。前半8分に失点すると、もろくも崩れ去った。前半に4点、後半に3点奪われ、0対7の大敗。シュート9本で7点奪われ、精神的なダメージの大きい1日目であった。
6月18日(日)10時キックオフで三重高校戦。前日の負けを引きずるかのように前半3分に失点。ところが、前日と違ったのはここからである。選手同士で声を掛け合い、お互いを鼓舞する。すると、前半25分に右からのクロスをちいなが同点ゴール。否が応にも盛り上がる。その直後にハンドによるPKを獲得。キッカーにちいなを指名。狙い澄ましたシュートは枠外へ。そして1対1のまま、前半終了。重要なPKを外しても笑顔でベンチに戻り、笑顔で談笑するあたりは並みの選手とは違う。後半に入ると、そのちいなが爆発し、足や頭で4得点。ちいなが全得点を挙げる活躍で、結局5対2で逆転勝利。PKも頭でやっていたら、入っていたのかも…。
第3試合は帝京可児高校。すでに2敗していたものの、一矢報いようと全力で立ち向かってくる。いくつかのシュートチャンスは枠を捉えきれない。そして、0対0で前半終了。得点が動いたのは後半15分過ぎ、交代出場のはぜのクロスのこぼれ球をえみりが押し込んで1対0。えみりの公式戦初得点がこのゲーム唯一のゴールとなった。この結果、3年連続3回目のインターハイ出場を決めた。例年苦しむが今年は別の意味で大いに苦しんだ。
多くの応援、声援が力になり、この結果につながったのは間違いない。本当にありがとうございました。
インターハイ出場決定!!
もうすでに南山高校女子部の梅垣先生がHPで掲載しているので、事後報告になります。梅蔵早過ぎっ!
対戦順が決まり、6月20日(土)の三重高校戦に照準を合わせて調整を進めてきた。愛知県勢が3回、夢を砕かれてきた宿敵である。6月19日(金)に柳川瀬公園グラウンドでトレーニングをし、磐田市に入りミーティング。その後、ぶらりと外に出ると、三重高校の生徒とバッタリと遭遇。不思議に思っていると何と宿舎が一緒であることが判明。監督の田中先生とは夜も遅く会えなかったが、何となく気まずさを覚えたこの日であった。
6月20日(土)大会当日。予報に反して天候は弱雨。静岡県の大会運営の人たちに感謝しつつ、決戦のゆめりあ多目的広場へ。安城学園の部員たち、控えのメンバーたち、学校関係者、保護者、OG、本校生徒から聞こえる応援は選手たちを後押ししてくれる。前半4分、コーナーキックから幸先良く、先制点を奪う。ファーに流れたボールをオウンゴール気味だったが、たきが押し込んだことにしておこう。前半20分、昨年の全国高校女子サッカー選手権大会で得点ランク上位の10番に流れの中から決められ、1対1の同点にされる。当然警戒していたが、ワンチャンスを確実に決めるあたりはさすがである。また、この展開は“三重高校あるある”である。今までの記憶が蘇るとともに、テクニカルエリアからの檄が一段と大きくなる。そして、このまま前半終了。後半5分またもコーナーキックから追加点が生まれる。今度は正真正銘、たきがヘッドで叩き込んだ。小さくガッツポーズを取るが、このまま終わるゲームではないと感じ、すぐに切り替えさせる。選手も次の1点を奪おうと呼応する。すると、すぐに決定機を迎えるもシュートはバーの上。リードしているとゲームは長く感じるものだが、このゲームは違った。見ていた人は長かったようだが…。しかし、ここまま終わらないのが三重高校のプライド。後半32分、三重のコーナーキックからキャプテンの放ったヘディングシュートがクロスバーを叩く。神が下りた瞬間であったのだろうか。それからしばらくして試合終了のホイッスル。心地よく、全身に響いた。様々な思いが蘇り、色々な顔が浮かんでは消えた。結局2対1で大事な一戦を勝利で飾ったが、まさしく全員で勝ち取った勝利と言えよう。
6月21日(日)藤枝順心戦。前半3失点、後半3失点し、0対6で完敗。個の力の差、球際の強さ、中盤での対応のまずさで圧倒されたゲームであった。第3戦は富田高校戦。富田高校は7人で岐阜県予選を戦い、そして岐阜県代表として東海総体に出場。ルールでは最低限7名いれば試合はできる。1人でもかけると没収試合となる訳である。ここまでの2試合での失点は70点。選手の気持ちをおもんばかると心が痛い。それでも7人の選手たちは最後までピッチに立ち戦い続けた。監督の加藤先生も優しく、見守り続けた。この日で4人の選手が引退するらしいが、苦難を承知の上で戦いに挑み、最後までやり切った精神力は、今後あらゆる場所で生かされるに違いない。
富田高校との試合で前半18点、後半10点を奪い、インターハイ出場を決めた。本来嬉しいはずの瞬間が交代選手の不甲斐なさに喜びが半減した。インターハイに向けての戦いは始まっている。控え選手たちのインターハイに賭ける思いもすこぶる強い。17名の登録メンバーの争いも一段と厳しさを増す。
以前も書いたが、今回インターハイ出場を決めて感じたことは、サッカー部のことを応援、期待、気にかけてくれている人が多くいたことである。私は女子サッカーに関わって今年で26年目になる。決して優秀な指導者ではない。ただ、この間に女子サッカーに興味を持ってくれる人、指導者、選手、チームが増えてきたことには誇りを持ちたい。そして、インターハイでは個の力で劣ってもチーム力で戦えることを証明するためにも全力で戦うことを誓う。
注目の対戦相手は6月27日(土)にJFAハウスで決定する。翠先生よろしくお願いします。
今日はエコのため、ライトダウンの日。19時には学校は消灯。なので、もうこの辺でシャットダウンします。
速報
女子W杯カナダ大会で、日本代表が1対0でスイス代表を破りました。『そっちか?い。』
失礼しました。先程、東海総体対戦順が決まったと桐陽高校の吉岡先生から電話が入りました。
6月20日(土) 12時キックオフ 聖カピタニオ 対 三重
6月21日(日) 10時キックオフ 聖カピタニオ 対 藤枝順心
14時キックオフ 聖カピタニオ 対 富田
第68回高校総体 決勝
6月1日(日)3位決定戦の安城学園対旭丘戦が延長、PK戦に突入し、試合開始が13時キックオフにずれ込んだ。気温もあと1℃で猛暑日に突入。試合前から体力勝負の予感が漂う。試合開始から特別大きな声を出すこともなく、静かにゲームは進む。今大会を象徴するかのように流れの中から得点を奪えない。そんな中、前半26分、コーナーキックからまゆがヘッドで決め先制。後半に入り、決定機を何度も迎えるものの決め切れない。そんなことを繰り返すと流れが変わるのもサッカー。案の定、相手も目を覚ましたかのように厚みのある攻撃を繰り出す。そこを耐えた後半25分、あやかからなぎさへとボールが渡り、なぎさが貴重な2点目を決める。その後、何度か攻防があったが、そのまま2対0で、2年連続8回目の高校総体優勝を飾った。内容は決して褒められるものではないが、勝負では勝ち切った。こんなに暑い中、校長先生をはじめ、多くの方が応援して下さり、本当にありがとうございました。本当に大きな力となりました。また、運営にも多くの方が協力して下さったことを感謝します。そして、試合直後にもかかわらず、椙山女学園のスタッフからも東海総体で頑張ってと温かいエールを頂いた。
ここはあくまでも通過点。今日試合に出たメンバーも安閑とはしていられない。まだまだ緊張感を持って練習できることに感謝し、レギュラーを奪い取れ。もう次の戦いは始まっている。
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