高校総体|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

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第71回高校総体スタート

 愛知県も漏れなく第71回愛知県高等学校総合体育大会の予選リーグがスタートした。本校の試合は4月29日(土) 春日井商業高校戦が初戦。春日井商業高校の林先生は苦労されながらも伝統校を引き継ぎ、高体連(女子サッカー)の総務としても大会運営等に関わった。その林先生が転勤され、大澤先生が顧問としてチームを指導する。中学生のころには本校のサッカー体験会にも参加したこともあるとのこと。最近増えつつある女性の指導者の仲間に加わった。

 試合は、まいかちいながハットトリック、まこが2点、はぜほのかことのが1点ずつ得点し、11対0で勝利。ことのは、前日負傷した双子の姉うたのの分もと躍動したが、短い出場時間にあと1点は奪えなかった。当然のことながら私からの雷が落ちることはなかったが、昼過ぎから天気が激変し、突風・強雨・雷に見舞われる事態となった。やはり、自然の猛威に我々はなすすべがない。

 次の試合は5月3日(水) 至学館高校戦。野球部に続けと勢いに乗るチーム。足元をすくわれないように全力で挑む。

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東海Liga Student 2017 開幕&復活祭

 2週間ぶりの更新。新年度の慌ただしさが伝わる???

 4月7日(金) には入学式があり、新1年生の初々しい姿を目の当たりにした。将来の夢の実現に向けても、心身ともに大きく成長する面でも、この3年間の意義は大きい。そして、新1年生の部員たちはサッカー部の夢の実現を目指す一員となった。心強い限りである。これから起こる様々な艱難辛苦を乗り越えて、みんなで喜びを分かち合いたいものである。

 4月14日(金) には第71回愛知県高等学校総合体育大会の抽選会が市邨高校で行われた。その市邨高校は残念ながら新入部員が確定せず、無念の不参加となったが、顧問の林先生は会議後、グラウンドに立ち、部員6名と体験会に参加の生徒を熱心に指導していた。その姿に私を含め、N野、U垣、S伯は心を打たれていたことは言うまでもない。

 決勝トーナメント準々決勝からは口論義運動公園で行われる。人工芝のグラウンドに生まれ変わってからは初の使用。果たして頂点に立つのは…。

 4月16日(日) は東海Liga Student 2017 の初戦、帝京可児戦が行われた。高橋悦郎監督率いる2年目のチームはLiga にも今年度から参入し、チーム強化に努める。試合は前半にもねまいかが得点し、2対0で折り返す。後半すぐに連係ミスから失点し、2対1。この後、まこが豪快に決め、3対1で勝利。ただ、帝京可児の溌剌としたプレーは今後さらに磨きがかかるに違いない。勝利チームのWOM(woman of the match) には、相手チーム監督からまいかが選出された。では最後に、

HAPPY  EASTER !!

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71回総体(2017)-2 71回総体(2017)-3

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第68回高校総体 決勝

 6月1日(日)3位決定戦の安城学園対旭丘戦が延長、PK戦に突入し、試合開始が13時キックオフにずれ込んだ。気温もあと1℃で猛暑日に突入。試合前から体力勝負の予感が漂う。試合開始から特別大きな声を出すこともなく、静かにゲームは進む。今大会を象徴するかのように流れの中から得点を奪えない。そんな中、前半26分、コーナーキックからまゆがヘッドで決め先制。後半に入り、決定機を何度も迎えるものの決め切れない。そんなことを繰り返すと流れが変わるのもサッカー。案の定、相手も目を覚ましたかのように厚みのある攻撃を繰り出す。そこを耐えた後半25分、あやかからなぎさへとボールが渡り、なぎさが貴重な2点目を決める。その後、何度か攻防があったが、そのまま2対0で、2年連続8回目の高校総体優勝を飾った。内容は決して褒められるものではないが、勝負では勝ち切った。こんなに暑い中、校長先生をはじめ、多くの方が応援して下さり、本当にありがとうございました。本当に大きな力となりました。また、運営にも多くの方が協力して下さったことを感謝します。そして、試合直後にもかかわらず、椙山女学園のスタッフからも東海総体で頑張ってと温かいエールを頂いた。

 ここはあくまでも通過点。今日試合に出たメンバーも安閑とはしていられない。まだまだ緊張感を持って練習できることに感謝し、レギュラーを奪い取れ。もう次の戦いは始まっている。

 

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第68回高校総体 準決勝

 5月25日(日)の準決勝は夏を感じさせる陽気の中、10時30分キックオフ。対戦相手の旭丘高校は公式戦で毎回顔を合わせる、いわゆるライバル校。経験者がほとんどいない中、準決勝まで勝ち上がってくる力はさすがである。ゲームは立ち上がりから一方的に攻めるものの、相手の寄せの早さとキーパーの好セーブに得点を奪えない。そんな展開の中、先制点は17分のコーナーキックから。新人戦決勝でも2得点したまあが身体ごと押し込んで、貴重なゴールを決める。前半アディショナルタイムにもコーナーから1年生たきが蹴り込んで2点目。後半に入ってもフィニッシュが甘く、追加点が奪えない中、途中交代のみゆうがミドルシュートを叩き込む。その後は大きな見せ場もなく、試合終了。3対0で、相手のシュートも1本とほぼ完ぺきなゲームでありながら、満足感は全く得られなかった。もう1つの準決勝は椙山女学園高校が初のベスト4進出の安城学園高校に4対0と貫録勝ちした。点差ほど力の差はなく、1つのプレーからゲームの流れが大きく変わる、サッカーの怖さを痛感するゲームであったように思う。

 決勝は6月1日(日)12時30分から豊田市運動公園球技場で行われる。東海総体(6月21・22日愛知県)に出場できるのは1校のみ。熱い戦いになるのは間違いなし。興味のある人はぜひ観戦を!!男子のインターハイを懸けた戦いもやばい(女子高生の流行語?)。4チームによる決勝リーグ(刈谷、東海学園、中京大中京、東邦)は2試合を終え、4校とも1勝1敗で並ぶ大混戦。どのチームにも可能性が残り、5月31日(土)に豊田運動公園球技場で行われる試合に勝ったチームがインターハイの切符を手に入れる。

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第68回高校総体 準々決勝

 5月11日(日)に準々決勝が岩倉総合高校で行われた。相手は予選リーグから徐々に調子を上げ、決勝トーナメント1回戦でも堅実な戦いぶりを発揮した名経大市邨高校。予選ではゲームの入りの悪さが課題の1つであったため、その点を注目していたが、自分たちのペースでゲームに入れていたのは収穫であった。すると、前半4分、左サイドからのクロスをさおりが幸先良く先制点を決める。しかし、その後が悪い。打つシュート、シュートが空砲。市邨ディフェンスにシュートを打たされている感じで、まるでゴールする気配がない。また、DFの緩慢なプレーであわや失点かと思われるシーンも出てくる始末。それでもともなが前半25分にミドルを決めて2対0で折り返した。後半に入っても、DFラインの裏が取れず、シュートは枠外。結局後半30分にまゆが3点目を奪い、3対0で勝利したが、シュートの決定率の悪さが後味の悪さと重なった。これも市邨の選手たちがそれぞれの役割を果たし、全力で挑んできた結果がそうさせたのは間違いない。

 その他の試合結果は、旭丘1?0小坂井、安城学園3?1時習館、椙山女学園2?1岡崎商業となり、5月25日(日)の準決勝の相手は旭丘高校と決まった。見ての通り、準々決勝においてもすべて好ゲームを展開した。愛知県に限ったことではないようであるが、各地域の全国常連校も簡単には勝たせてもらえない時代に突入した感がある。だからこそ高校サッカーはますますおもしろくなる。愛知県の実力は全国にはまだまだ及ばないものの、各チームの監督、選手たちの思いはすこぶる熱い。必ずや努力が実を結ぶと信じる。そんな仲間がここ愛知にはたくさんいることを誇りに思う。

 本当に全くの余談であるが、今日5月12日、ワールドカップ日本代表23人が決定した。毎回色々なドラマがある発表であり、サプライズがあるかと思い、自分の名前を捜したが、やはりなかった(+_+) 4年後のロシアW杯に期待するか…。

 

 

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