高校選手権大会|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

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H28高校選手権大会 決勝

 10月22日(土) 決勝の会場は名古屋経済大学。インターハイ前には毎週のようにお世話になったグラウンドも、文京学院大学女子高校と対戦した8月25日以来の約2ヶ月ぶりとなる。隣のグラウンドでは、全国高校サッカー選手権大会愛知県大会2回戦が行われている。否応がなしに、こちらまで熱気が押し寄せる。その時に安城学園高校監督の中野先生が現れる。予告通り、ハグ攻撃に遭う。それを右から左に受け流すつもりが、不覚にも受けいれてしまった。そんなアクシデントに遭いながらも、学校関係者や保護者、部員たちの声援に後押しされ、予定通りキックオフ。安学はひと夏を越して、チームの成熟度が増し、バランスがよくなっている。スカウティングした以上に個々の成長がはっきりと感じられる。鋭いカウンターからあわや失点かと言う場面は、オフサイドに救われた。先制点は前半24分、サリーからのパスをちいなが流し込む。何度かあるCKも安城学園のキーパーを含めたDF陣の頑張りに追加点が奪えない。そのまま、1対0で前半終了。前半の戦い方としては合格点である。後半の立ち上がりに怒涛の攻めを見せるが、やはり追加点が奪えない。すると、安学も1点を奪いにシステムを変え、交代選手を投入する。流れが傾きかけた時間帯もあったが、そこはGKとDFが耐え、後半32分にたきが決定的な追加点を奪う。その後も諦めずに本校ゴールに襲いかかるが守り切り、2対0で3年連続11回目の優勝を果たした。

 時間がないため、今日はここまででご容赦を。明日の後編に続く。

 

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平成27年度愛知県高等学校女子サッカー選手権大会 予選リーグ

 9月26日(土)高校選手権予選リーグ第2戦(VS 一宮商業高校) が柳川瀬公園サッカー場で行われた。明け方まで降った雨の影響も受けることもなく、10時30分 kick off。一宮商業の中村先生は、前任校の岡崎商業高校でサッカー部の立ち上げに一役買った人である。そして、赴任した一宮商業でサッカー部を立ち上げ、今の部員数は31名の大所帯になった。中村先生の魅力もあるだろうが、西尾張の地にも女子サッカーは根付いてきている。試合は、えみり、ひなの、あやか、たき、さおり、ゆな、なな、いまほ、はるかが得点し、21対0で勝利し、予選を1位通過した。一宮商業の選手たちは基本に忠実に、人とボールを同一視野に入れ、ボールにアプローチし、ボール奪取を試みるも簡単にかわされてしまう。それでも諦めることなく、走り続け、カウンターを狙う。本校が先日、常葉橘に挑んだように。結果、スペースが生まれ、失点を繰り返したゲームであった。中村先生は試合中、“お前らは自動ドアか?!” “これで引退はきついな!” “久しぶりの20点ゲームだな!” とつぶやく。少し心が痛んだ。それでも公式戦後にTRMを組み、次を見据える姿勢は必ずや豊かな実を結ぶであろう。

 余談ではあるが、今我が家では猫を飼っている。その猫は8年前に妻子が実家(一宮)に帰った際に、一宮商業が練習している九品地公園競技場横に捨てられていた2匹の猫である。その当時は瀕死の子猫であったが、すくすくと成長。すると、その猫は雄(ロロ)と雌(ハイジ)だったため、すぐに5匹の子猫を出産する。あわや猫屋敷になる所であったが、4匹は引き取り手が見つかり、売れ残った1匹(ミル)だけ我が家で飼うことになり、はや7年の月日が流れた。そのハイジの子であるミルが25日(金)に亡くなった。糖尿病を患い、臓器不全が死因らしい。自分に訴えかけているかのような死因である。やはりペットの死でもすこぶる悲しい。いわんや人間をや。言うまでもないが、命は何ものにも代えられない大切なものである。

 決勝トーナメントは10月3日から始まる。本校は4日(日)の準々決勝で、岡崎商業高校と春日井商業高校との勝者と対戦する。どうも今回は商業高校と縁があるようだ。東京都の予選は、激闘の末、十文字高校と修徳高校が関東大会の切符を手にした。全国高校選手権大会で修徳と対戦するためにも背中を追う。

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シルバーウィーク物語

 シルバーウィークの結果を報告。9月19日(土)は既報の通り準優勝。9月20日(日)は愛知県高等学校女子サッカー選手権大会予選リーグの第1戦。メンバーを半分近く入れ替えて臨んだ試合は、ひなの、さおり、ゆな、みゆう、いまほ、あやか、なな、はるかが得点し、15対0で快勝した。9月21日(月)は高校1部リーグで、ライバル安城学園高校との最終戦。勝てば2年連続の優勝が決まる試合であったが、気になるのは高校選手権に向けての安城学園の調整具合。監督の中野先生は不敵な笑みを浮かべながら私を出迎える。両手の人差し指をこちらに向け、ゲッツもしくは、がきデカこまわり君の “死刑!” のポーズ(相変らず古くてすいません)。ひょっとしてランニングマンだった?!そして近づくと本当に暑苦しい抱擁。とにかく調子はすこぶるよさそうだ。試合は前半にたきゆなが2点ずつ得点を奪い、4対0。安城学園が本気出してきた後半は0対0で試合終了した。また、違う場所で戦うことを約束し、尾張対三河の戦いは終わった。22日(火)は東海プリンセスリーグの第4節で、常葉学園橘高校と対戦。先日の静岡県の皇后杯決勝は、藤枝順心高校相手に前半を0対1で折り返し、後半に1点を返して1対1。最後は1対2で敗れはしたが、絶対的な差が確実に縮まっている。試合は前半から本校ペースでゲームは進む。チャンスは度々訪れるが、得点は奪えない。すると、相手の20m以上のファーストシュートがキーパーの手をはじき、ゴールに吸い込まれた。イージーなボールに見えただけに痛い失点となった。2失点目はクロスのボールに対して、体の向きが悪く、クリアがオウンゴール。前半を0対2で折り返したが、シュート数も多く、ゲームを支配できていただけに失点が悔やまれる。後半に入ってもGKの判断ミスから失点を繰り返す。途中交代のいまほのシュートで1点を返すものの、1対6で敗れた。点差のつく内容でなかっただけにサッカーの難しさ、シュートの精度、GK・DFの判断など課題が浮き彫りとなった。帰りには30kmの渋滞につかまり、学校到着は21時過ぎ。心身ともに疲れる1日であったが、収穫は多い。もうシルバーウィークも終わった。次は実りの秋を迎えよう?(^o^)/

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