第54代生徒会の任期を終えて
私たち第54代生徒会は、このたび1年の任期を終えることとなりました。
みなさんは私が1年前のブログで、「今あるものを見つめ直し、改善して新たなものに作り変える」と宣言したのを覚えているでしょうか。私は今、それを達成できたと自信をもって言うことができます。
今年度、私たちが行ってきた活動を振り返り、その一部を紹介します。
まず、毎年2月に全校生徒に配っていた「ANGELI」という生徒会誌についてです。これは、一年の振り返りと3年生への卒業祝いの内容が混在しているという問題点をあげました。そして話し合いを重ねた結果、「ANGELI」を3年生の卒業祝いの品と位置づけ、配るのも3年生だけにすることにしました。それに伴い内容も変更をし、例年よりも進化した「ANGELI」を作り上げました。
3年生の思い出に残るものができあがったと感じています。
そして、大きな改革をしたのが学園祭です。
以前、学園祭のブログにも書きましたが、近年の学園祭での表現方法が偏っているという問題点を上げ、クラス展示では「ものづくり」を、ファッションショーでは「演出」をそれぞれ各クラスにお願いしました。その他にも、夏休み前と夏休み中の学園祭準備の時間が十分に取れていないという問題に対して、「ウマニタスの授業内で話し合いのしかたを学習する」、「例年行っていた学園祭用のクラス配置をなくし、普段使っている教室で展示を行ってもらう」という2つの方法を採用しました。また、姉妹クラスの活用方法として、生徒会企画のアクション・ペインティングを姉妹クラスごとに行うことにしました。これらの改善を通して、例年よりクオリティが上がったのではないかと感じています。
このような活動ができたのも、まずは第54代生徒会のメンバー、顧問の先生方のおかげです。
第54代生徒会のメンバーはそれぞれに得意とする仕事分野があり、私も信頼して仕事を振り分けることができました。上記の改善は、第54代生徒会のメンバーが彼女たちだったからこそ成しえたことです。私はこの6人のメンバーと顧問の先生方とで活動ができたことを誇りに思います。
生徒会という貴重な経験をさせていただき、こんなにも素敵な仲間に出会える場を与えてくださったことに感謝しています。
また、こうして1年間無事に生徒会活動を全うできたのは、いつもご支援してくださる多くの方々のおかげでもあります。全ての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。
そして、この記事をもちまして第54代生徒会によるブログは終了し、これからは第55代生徒会がブログを担当いたします。
きっと、皆様に魅力溢れる学校の様子をお届けしてくれることでしょう。
これからも聖カピタニオ女子高等学校生徒会へのご協力をよろしくお願いいたします。
1年間ありがとうございました!
第54代生徒会長 小中 萌愛

感謝