「2017年09月」の記事
2017年度学園祭その5「ファッションショー」
二日目の午後からは学園祭のフィナーレであるファッションショーが行われました。ファッションショーは各クラスのクラステーマと連動しています。また、こちらも学園祭の目標を達成するために「演出」にこだわってほしいとお願いしました。
すると、どのクラスも例年には見られなかった斬新な演出をしてくれました。J.K.ローリングを取り上げたクラスは会場の人を巻き込んで一緒に呪文を唱える演出をしました。またでんじろう先生を取り上げたクラスは、ドライアイスにバラをつけると色が変わるという実験を演出の一つとして取り入れていました。
そして演出だけでなく衣装も例年はドレスが多かったのですが、今年はドレスにこだわらずクラステーマにあった衣装をどのクラスも作っていました。かなりレベルの高いファッションショーであったと思います。
2017年度学園祭その5「結果とまとめ」
最後に学園祭の結果をご報告します。
クラス企画
1位:3C
2位:2E
3位:3D
審査員特別賞 演劇部
ファッションショー
1位:3D
2位:2E
3位:3A
審査員特別賞:2C
生徒会特別賞
マンガ・アニメ同好会
2D
今年の学園祭は学園祭テーマの他に「ものづくり」や「演出」など考えなければならない重要な点が多くありました。難しかったとは思いますが、どのクラスも見事に「ものづくり」「演出」を行ってくれたので、例年よりもさらにクオリティの高い学園祭になりました。今年の学園祭の目標である「クオリティと表現方法の向上」が達成できたと強く思います。
この学園祭を開催するにあたりご支援してくださった全ての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。
第54代 生徒会長 小中萌愛
2017年度学園祭その4「一般公開」
一般公開日である学園祭二日目では、各クラスや部・同好会の皆さんがそれぞれ展示を行いました。各クラスではクラステーマとして「ある分野や物を変えた人物」を取り上げました。あるクラスは歌舞伎をつくった出雲阿国を取り上げ、またあるクラスは女性の服装を変えたココ・シャネルを取り上げていました。
また、学園祭の目標を達成するために生徒会が掲げた「ものづくり」を各クラスにお願いしました。模造紙に調べた内容を書いて貼るのではなく、立体的な“物”を作ってほしいと考えたからです。
学園祭当日、初めての試みだったので不安もありましたがどのクラスもしっかり「ものづくり」をしてくれていました。宮崎駿を取り上げたクラスはトトロのオブジェをつくり、トーマス・エジソンを取り上げたクラスは映写機をつくり自作の動画を流していました。どのクラスも大盛況で、足を運んでくださった方々にも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
2017年度学年祭その2「生徒会企画のアクションペインティング」
学園祭一日目、まずは午前中に生徒会企画が行われました。
今年の生徒会企画では、学園祭の目標のもと、「既存の枠にとらわれない表現方法を獲得してほしい」という思いから「アクション・ペインティング」を取り上げました。アクション・ペインティングとは、床に大きな紙を敷き、体を動かしながら絵具を垂らしたり飛び散らせたりしてキャンバスを描いていく方法のことで、代表的な画家にアメリカのジャクソン・ポロックがいます。
まずは、講師として広島大学大学院より大島徹也先生にお越しいただき、「抽象絵画」「アクション・ペインティング」「ジャクソン・ポロック」の3点について講演をしていただきました。高校生の私たちにも分かるように、丁寧にお話をしてくださり、抽象絵画やアクション・ペインティングへの理解を深めることができました。
講演のあとは実際に全校生徒でアクション・ペインティングを行いました。事前に自分が筆として使いたい物を持ってきてほしいとお願いをしていたので、絵の具の筆以外にもタオルやスポンジなど思い思いの筆でキャンパスを描いていたのが印象的でした。全校生徒の皆さんが笑顔で思い切りよく取り組んでいたので、この企画の思いは皆さんに届いたと感じました。
2017年度学園祭その1
9月9日、10日。
毎年この時期は台風の影響で天気が崩れる傾向にありますが、幸運なことに晴天に恵まれ、学園祭を開催することができました。
今年の学園祭のテーマは
「Once upon a time ~私たちの世界を変えた人~」
このテーマには「当たり前にある物・事や当たり前をつくった人に感謝しよう」という思いが込められています。
また生徒会ではミーティングの中で、「近年の学園祭の表現方法が偏っている」という問題点を上げました。クラス展示では模造紙に調べた内容を書いて壁にはるだけ、ファッションショーでは見栄えのする豪華なドレスばかり、という状況がここ数年続いていたからです。
そこで生徒会では「クオリティと表現方法の向上」を今年の学園祭の目標に掲げました。
明日以降、順次、学園祭の振り返りを更新していきます。