3月27日(金)~29日(日)5人の生徒たちと教職員3人の8名で、能登半島被災地支援ボランティア活動に参加してきました。
名古屋から高速バス(10:30発)を利用して金沢に到着、その後七尾線で七尾に行き17時に七尾ベースキャンプに到着しました。長旅でしたね(笑)。
七尾駅に降り立ち、七尾ベースキャンプまで徒歩15分くらい歩きましたが、ブルーシートで家が半分覆われていたり、シャッターが下ろされたお店の下にはガラスの破片が落ちたままでした。また、倒壊した家を解体されたのでしょう、あちこちで更地を見つけました。突然日常生活を奪われた家族の方々の行く末が気なり、もう元に戻ることができないことに胸が痛くなりました。

翌日、「じんのび(ゆっくりという方言)カフェ」と、もうひとつのグループは民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」の方々と一緒に、公費解体が済んだ隣接の更地から自宅に泥が流れてくるという要請があったので、泥をかき出し土嚢を作って堤防を作る作業と大きな松の木の剪定作業を行いました。





翌日の日曜日は、ミサに参加した後「じんのびカフェ」の設営と運営を行いました。午後2時終了後、片づけ、最後の分かち合いを行って、このボランティア活動を終えました。
参加した生徒たちの感想を抜粋して紹介します。
*今回強く感じたのは、「言葉」と「笑顔」の力です。「すみません」よりも先に「ありがとう」と伝えることや笑顔で接することは、相手に安心感を与え、人と人を繋ぐ大きな力になると実感しましました。今回経験を通して、私は「知るだけで終わらず、行動し続けること」の大切さを学びました。今回限りではなく、これからも自分から関り、学び、そして周囲に伝えていくことで、能登の人たちとのつながりや支え合いを広げていきたいと思いました。
*今回のボランティアを通して、自分にできることは決して大きなことではないけれど、小さな関わりでも誰かの支えになれることを学びました。
*地震から2年が経った今、ニュースで取り上げられる機会は少なくなっています。そのため、「忘れられてしまうこと」に不安を感じている被災された方々も少なくないと思いました。だからこそ、私たちが能登の現状を伝えていくことが大切だと感じました。
*私は活動に参加し、震災についてどのくらい触れてもいいのか、気分を悪くされないのかわからず、あまり震災について実際に聞くことができませんでした。それだけが心残りです。でも、世間話をたくさんして交流をすることはできました。
*今回のボランティア全体を通して、「してあげるではなく、させていただく」という考えで活動をしてほしいと伝えられましたが、私自身、活動を通して自然と「させていただく」という考えになれたし、逆にたくさんのものをいただいたなと感じています。温かい気持ちや優しさが溢れている空間が、すごく日常に溶け込んでいるなと感じることができました。私は「被災地だから」という言葉で片付けてしまうのではなく、日本や世界中にこの景色が当たり前に見られるようになってほしいと思いました。
2泊3日という短い期間でしたが、能登の現実を知り、人々と触れ合うことができ良い経験をさせていただきました。私自身、能登の方々とお話をさせていただき強く印象に残っていることは、「能登のことを忘れてほしくない」という気持ちを皆さんが持っていらっしゃるということです。私たちが「愛知県から参りました。」と告げると、「遠くから来てくださって、ありがとう!」と笑顔で迎えてくださったことからも伝わってきました。
参加した生徒たちが今回の活動を全校生徒にどのように報告し、活動を継続させていくのか楽しみです。