第59第生徒会 退任の挨拶
2026.11.06

皆さん、こんにちは。第59代生徒会長の大村月暖です。第59代生徒会執行部は10月8日の退任式をもって、約1年間の任期を終了いたしました。正直に言うと、まだまだ終わりたくない気持ちでいっぱいでこのブログの書き出しを考えるのに何日もかかってしまいました。ここで1年を振り返ってみたいと思います。

 

私たち第59代生徒会執行部は前年度から引き継いだ2年生2人とフレッシュで行動力のある1年生3人、そして生徒会執行部を務めた経験がないにも関わらず突然会長になった私という構成でした。何をやるにも初めてのことばかりで、たくさんの迷惑をかけてしまったと思います。特に、同じ2年生である2人には大きな負担をかけてしまっていたと思います。そして、1年生もびっくりするような速さでとても丁寧な提案書作りができていて、Wordの使い方も知らなかった私は、「会長なのにこれでいいのだろうか」と無力感を感じたのを今でもはっきり覚えています。生徒会長をやれて良かったなと思うのは、この挫折を「これから成長していくんだ!」と前向きに捉えて、必死に努力できたことです。

 

そんな中始まったアーツフェスタ。執行部として携わる最初の行事でした。この行事は3代前の生徒会執行部の先輩方が「冬に文化部のための祭典を!」という思いを込めて、作り上げられた大切な行事です。なんとか成功させようと、執行部内で何度も話し合いながら準備をしていきました。舞台発表をする団体を取りまとめたり、リーフレットを作成したり、ポスターを校内に貼ったり…とにかく忙しくて大変でした。行事自体は楽しく幕を下ろしましたが、生徒会執行部内で報連相ができていなかったり、作った資料の不備でぐだぐだになってしまった集まりなど、反省点も多く、ただ楽しむだけではなく、運営することの難しさを知った行事でした。

 

年度が変わり、生徒会顧問の先生方が新しくなりました。そしていよいよ学園祭の準備に取り掛かり始める時期になり、大きく2つのことが動き始めました。

1つ目はスラックスの導入が決まったことです。実は第59代生徒会執行部が発足したすぐに作っていた、意見箱・議会でのアンケートの意見を集約してまとめた提案書の中に、スラックスを履きたい生徒がいるという内容があり、先生方との話し合いの末に導入することが実現したのです。教頭先生からお話を聞いた時はみんな驚いていました。試作段階で作られていたスラックスを一人一人履いてみてはしゃぎました。写真を撮ってみて、「似合う!」と褒めあいながら、みんなで作った提案書が実際に動くなんて…と感慨深い気持ちになったのを今でも覚えています。

二つ目は学園祭でのスマートフォンの使用許可が出たことです。これは私が公約として掲げていたものでした。10月初めにスマートフォン使用のメリット・デメリットをまとめた提案書を作成して先生に提出したのですが、なかなか進まず、実現できずに流れてしまうものだと思っていました。しかし、先生方が何度も協議し、実現に向けて行動してくださいました。

生徒会執行部で活動していく上で、先生方のご協力のおかげで成し遂げられたことがたくさんありました。特に学園祭でのスマートフォンの使用の許可が出たことはそのことを強く実感する出来事でした。生徒指導の先生から、「スマートフォンを正しく利用することが最低条件。」と言われ、執行部でスマホ啓発動画を撮ることになりました。どうやったらみんなが楽しみながら正しいスマホの使い方を学べるか、試行錯誤しながら台本から撮影、編集まで全員で1から作り上げました。あーでもない、こーでもないとずっと喋りながら作っていたので、完成がギリギリに。それでも、この啓発動画は生徒から好評で、啓発動画を公開した日はクラスの友達からいじられっぱなしでした。それだけインパクトのある動画を作れたのかなと思っています。

そして学園祭。何度も学園祭説明会を開き、提出された企画書と睨めっこの日々。去年までは、ただ楽しく過ごしていた学園祭が運営側に回るだけでこんなにも忙しいものになるのかと驚きました。生徒の皆さんが帰った後に教室の見回りをして、執行部で会議をし、夜遅くに帰ることが続きました。いつだったか友達から「忙しくて辛いでしょう。」と言われましたが、不思議と辛くありませんでした。間違いなく忙しかったのですが、何をするにも楽しくて仕方がなかったのです。当日は、評価も兼ねていろんなクラスの教室企画を回り、舞台発表を鑑賞しました。どのクラス企画も舞台発表も、とにかく圧巻のものでした。みんなが一致団結して作り上げたのが伝わってきて、学園祭のテーマである「放て!青春の光」を間違いなく体現していました。みんなで写真を撮りあっている姿を見た時は達成感と感動で心が満たされました。間違いなく、最高の学園祭であったと胸を張って言えます。

 

1年を振り返って感じるのは、とにかく周りに支えられた1年間だったということです。私が舞台に上がるたびに名前を呼んで盛り上げてくれた友人たち、「会長!」と話しかけてくれた後輩たち、学園祭が終わった日に背中を叩いて「お疲れ様」といってくださった先生。全て、周りで助けてくれた皆さんのおかげです。改めて、協力してくださった先生方、生徒の皆さん、関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。みなさんがいたからこそ成し遂げられたことがたくさんありました。そして第59代の執行部メンバー。みんながいなかったら、こんなに楽しくてやりがいのある1年間を過ごせなかったと思います。本当にありがとう。

 

名残惜しい気持ちでいっぱいですが、次の生徒会執行部に引き継ぎたいと思います。私にとってそうであったように、みんなにとって執行部が最高の思い出になるように応援しています。1年間、ありがとうございました。

 

第59代生徒会長 大村月暖