第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会東海予選
2022.11.06

 11月6日(日) に第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会東海予選の1回戦が三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行われた。強い風が時折吹くコンディションの中、予定通り14:00に、帝京大可児高校のキックオフで試合が始まった。お互いこの試合の重要性は熟知している。立ち上がりから帝京大可児の強い気持ちと追い風を利用して、前からプレスをかけてくる。そんなゲーム展開の中、相手ゴールに迫るチャンスを何度も作るもののゴールは割れない。前半28分、フリーキックからしいなが先制ゴールを決める。その2分後、帝京大可児がすかさず同点ゴールを決める。帝京大可児全員のゴールに向かう気持ちのこもったボールが本校のゴールラインを越えた。これでゲームは1対1の振り出しに。前半37分、りりがサイドに展開したボールをしいながセンタリング。それをあやかが滞空時間の長いヘディングシュートを決め、2対1と勝ち越す。ここ一番できっちり決めるあたりはさすが10番と認めよう。後半に入ると、本校イレブンが躍動する。後半8分にれなが、14分にひな子が、16分にはしいなが立て続けにゴールし、5対1と点差を広げた。帝京大可児はそれでも諦めるはずもなく、攻撃を続ける。すると、ペナルティエリア内でたまらずファールし、PKを献上。それをきっちり決められ、5対2。最後はそのまま逃げ切り、苦しみながらも準決勝進出を決めた。試合後、横幕監督と挨拶をかわすが、この試合に賭けた強い思いと、選手への思いが伝わってきた。また1つ背負うものが増えた。

 最後に、大会運営に携わった三重県高体連の先生方、サッカー部員、審判の方々、本当にありがとうございました。また、来週もお世話になります。よろしくお願いします_(._.)_