第79回愛知県高等学校総合体育大会決勝
2025.06.09

6月7日(土)に第79回愛知県高等学校総合体育大会の決勝戦がララポルトグラウンドで行われた。対戦相手は新人戦優勝の同朋高校である。

緊張感のあるゲームは立ち上がりから本校が押し込んでゲームを進めるもゴールには結びつかない。対する同朋もDFからロングボールを前線に供給し、プレッシャーをかけてくる。正直中盤でのヘッドの競り合いは同朋に分があった。結局両チームとも得点は奪えず、0対0で折り返す。勝負の後半も凌ぎあいが続く。ゲームが動いたのは後半25分。途中出場のじゅりからのパスにしいなが反応し、GKと1対1。落ち着いてゴールに流し込み、貴重な先制点が生まれる。お互い全力を出し合うゲームのアディショナルタイムは4分。高校女子の試合ではあまり見ない数字。激闘と言えるゲームはそのまま試合終了。2年ぶり15回目の愛知県高校総体優勝を飾った。終わってみれば準々決勝からクリーンシートでゲームを終えたが、簡単なゲームは1試合もなかった。全員が最後まで集中力を切らさず、強い結束力がこの結果に結びついた。ベンチ入りできずも声援を送り続けてくれた選手に感謝したい。本当に心強かった。ただ女子サッカーの場合はインターハイへの道はここで終わりではない。6月21.22日の東海総体(@伊勢フットボールヴィレッジ)でインターハイに出場できる2枠を掛けて闘う。各県の代表は、聖カピタニオ女子高校(愛知県)・常葉大学橘高校(静岡県)・帝京大可児高校(岐阜県)・三重高校(三重県)である。インターハイ3連覇がかかっていた藤枝順心高校は決勝で敗れる波乱があり、サッカーに絶対がないことがこの結果からも証明された。愛知県22校の思いも背負い、全力で闘う所存である。その東海総体のリーグ戦の対戦順は6月10日(火)に決まる。

ここまで高体連女子サッカーの新委員長の西村先生を始め、学校関係者、サッカー関係者、保護者、OG、審判を含む大会運営に関わってくださった多くの方々、本当にありがとうございました。