令和7年度全国高等学校総合体育大会
2025.08.22

7月29日(火)に北海道文教大学附属高校(北海道第2代表)と令和7年度全国高等学校総合体育大会1回戦がまなびの里サッカー場で行われた。立ち上がりから本校がボールを握り、有利にゲームを進めていたが、ゴールがなかなか割れない。すると、前半28分、かのはが負傷退場。前半はそのまま0対0で折り返す。後半3分、一瞬のスキを突かれ、先制を許し、追いかける展開。後半12分、とれせからのパスをしいなが豪快に蹴り込み、1対1の振り出しに戻す。さすがエースといったところか。ここから怒涛に攻め入るも文教大附属の気持ちのこもったディフェンスにゴールが奪えない。そのままタイムアップ。延長なしでPK戦に突入。7人目までもつれたPK戦は6対5で辛くも勝利し、準々決勝に駒を進めた。

7月30日(水)は常葉大学橘高校(東海第1代表)と対戦する予定でホテル内でミーティングを済ませ、ホテルを出ようとすると、港の方から多くの人がホテルに避難してくる。そうこの日は8時25分にカムチャツカ半島付近で地震があり、日本の太平洋側全体に津波警報が発令された日である。室蘭市にも避難指示が出て、我々の宿泊していたホテルが避難所となり、本校の部員たちも4階のフロアに避難し、様子を見守った。初めての避難所生活を体験することになったが、この日の試合は中止になり、翌日の判断を待つこととなった。

7月31日(木)に準々決勝VS常葉大橘との試合が日鋼室蘭スポーツパークで行われた。東海総体では0対2で敗れている相手である。前半2分に右サイドからりのあをクロスを最後はゆうかが押し込み、1点を先制。最高の立ち上がりとなった。コンパクトにディフェンスを構築し、運動量を増やし、相手の攻撃の芽を摘んでいたが、前半26分、橘が一瞬のスキを逃さず、同点ゴールを決める。前半は1対1で折り返す。後半に入り、立ち上がりは押し込まれるもののシュートは打たせない。すると、何度もカウンターからチャンスを掴むもシュートは決まらず、2戦続けてのPK戦に突入した。今回は5人で決着がつき、4対5で目標であるベスト4を逃した。ゲーム内容でもプラン通りだったために悔しい敗戦となったが、選手たちは力を出し切り、サブのメンバー、応援したベンチ外の選手たち、保護者の応援も大きな力になった。本当にありがとうございました。

報告が遅れて申し訳ございませんでした。北海道に遠征するにあたり、協賛金、クラウドファンディングでの援助、同窓会、学校、修道院、後援会等々、多くの援助をいただき本当にありがとうございましたm(__)m HP上でのお礼となり甚だ失礼だとは承知していますが、お許しください。本当にここまで多方面から応援、サポートしていただき、感謝しかございません。お陰様で部員たちも貴重な体験をすることができました。まだまだ未熟な選手たちですが、すでに次の目標に向けてスタートしています。引き続き、応援のほどよろしくお願いします。また選手たちには温かい声掛けをしていただけると幸いです。