10月25日(土)に第34回全日本高等学校女子サッカー選手権大会愛知県予選決勝がララポルトで行われた。決勝の相手は豊川高校。昨年のリベンジと臨んだ戦いであった。
立ち上がりから球際が激しい攻防になったが、本校が攻める時間帯が多くチャンスも多くあった。均衡を破ったのは前半22分、しいなが抜け出し、遠目からのシュートはキーパーの手をかすめ、ゴールに吸い込まれた。待望の先制点は本校に生まれた。ピンチも2回ほどあったが、キーパーのファインセーブで凌ぐ。それよりもチャンスを決めきれないことが後々響くことになる。ただ前半は1対0で折り返す。後半に入り、豊川が交代カードを切る。本校はそのままの形で入るも、後半5分、混戦から押し込まれ、同点。後半25分にもコーナーキックから失点。1対2と逆転される。時間も刻々と進む中、後半33分、ゴール前のフリーキックでしいなが蹴ったボールは綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれた。見事なゴールに歓喜の輪ができたが、まだ同点と攻撃の手を緩めず攻めるが。そのまま延長戦に突入。前後半でも決着がつかず、PK戦に。昨年と全く同じ展開も勝利を信じて疑わない。それでも勝負は無情にも豊川に軍配が上がった。出場した選手、サブのメンバー、サポートのメンバー、スタッフも最後まで全力を出し切った。結果はすべて監督の責任である。勝たせてあげられず、申し訳なく思う。
また、保護者、OG、現地で応援していただいた皆様方、ありがとうございました。本当に心強かったです。ただ勝利をお届けできず、悔しさでいっぱいです。
3年生にとって高校選手権での目標は潰えた。ただリーグ戦も含め、受験、学校生活、後輩への指導とまだやるべきことはある。あと少し高校サッカーに付き合ってくれ!
この大会を支えてくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。
聖カピタニオサッカー部はこれからも前に進んでいきます。



























