
ハナミズキ@ルーチェ・ガーデン
◇挨拶が出会いを作る◇
おはようございます。4月のテーマは「出会い―挨拶」ですが、シンプルに考えれば「出会った時には挨拶するよね」ということだと思います。初対面でなくても毎朝会った時に「おはよう」と言ったり、廊下で会えば「こんにちは」とか言ったりします。すれ違うだけでは出会ったとはあまり言えないので、「挨拶が出会いを作っている」とも考えられます。実際、いい挨拶はいい出会いを作ります。
◇挨拶の語源◇
「挨拶」という言葉の語源は「一挨一拶」という鎌倉時代の「禅」の言葉から来ているそうです。お坊さんの間で禅問答をすることを指します。一つ問いかけると一つ答える、これを繰り返して関係性を深めていく。それが室町時代になると「手紙のやりとり」なんかを指すようになり、やがて今のような意味になっていったようです。
ここからすると挨拶は、いわゆる「コール&レスポンス」、働きかけてそれに答えるというワンセット、そうして関わりを築くための手段であることが見えてきます。
◇挨拶の本質はコール&レスポンス◇
以前、ディズニーランドのキャストの方が言っていましたが、ディズニーランドでは基本的に「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」などと挨拶するそうです。「いらっしゃいませ」は一方通行の挨拶で「いらっしゃい」と声をかけられてゲストが何と応えたらいいか分からない、返事しづらい。一方「こんにちは」だとゲストが「こんにちは」と自然に返せて、双方向のコミュニケーションが生まれるということなんです。挨拶のコール&レスポンスの原則です。
◇挨拶はコスパ最強のコミュニケーションの手段◇
タレントのひろゆきさんが、ある討論番組に出ていたんですけど、一人の若者が「そもそも挨拶って必要なんですか?」と問題提起をしました。それに対する、ひろゆきさんの結論は一言「挨拶は、した方がいいと思いまーす。」でした。その理由は、挨拶は得することはあっても損することはない。逆に挨拶しないことで損することは結構あるんですけど、得することはまずない。
コミュニケーションはとても難しいもので、自分が発した言葉が誤解されたり思うように伝わらなかったり、「そんなつもりで言ったんじゃないのに」ということが時々あるので、言葉の使い方には結構気を遣ってますよね。でも挨拶には「なぜ『こんにちは』なんて言ったんですか?」というようなリスクはまずないです。リスクなしでコミュニケーションができる、コスパ最強のコミュニケーションの手段ではないかとひろゆきさんは言っていました。
◇挨拶は関わりを築く出発点◇
以上、挨拶は相手の存在を認め、そこから出会いや関わりを築く出発点となる、とても重要なものだと私は思います。皆さんもこの機会に挨拶について考えてみてください。
校長 村手元樹
*2026.4.23 全校朝礼
