2023年4月に入学した生徒たちは、3年間の学校生活を終える行事を2月から一つひとつ取り組みながら、各自心の整理をしてきました。
卒業感謝ミサで北向神父様は、「ミッション校であるこの学び舎は、愛の実践と奉仕を土台として、人が人を生かす道を学ぶ場所です。ここで培われたものは、これから社会へ遣わされる皆さんの確かな支えとなるでしょう。・・・
先ほど読まれたヨハネ福音書12章24節で、『一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一つのままである。しかし、死ねば、多くの実を結ぶ。』という言葉がありました。自分のうちに閉じたままの命は、一粒のまま留まります。しかし、友を思い、愛をもって自分を差し出す時、その命は思いがけないほど豊かな実を結びます。イエスはそのことを、この短い言葉に込められたと思います。皆さんの3年間の歩みもまた、そのような実りの歩みであったのではないでしょうか?・・・」
名古屋教区司教座聖堂布池教会で行われた感謝ミサに、多くの保護者の方々が参列くださり、この3年間いただいた数々の恵みに心を合わせて、神に感謝を捧げました。時間の流れに身を任せながら私たちは生きています。こうして感謝を捧げるときが与えられることによって自分で時間をストップさせ、これまでの歩みを振り返る時間になります。入学したら当たり前に卒業ができるわけではなく、この3年間たくさんの人の支えによって、今卒業を控えている自分の存在に気付いていけるといいですね。