大盛況だった学園祭!
2023.09.14

Withコロナの生き方ができるようになり、学園祭も4年ぶりに復活しました。当日はお天気にも恵まれたこともあり、たくさんの来場者が訪れ、グランドの駐車場はいっぱいになりました。45分も待ってやっと校舎内に入れた方々や、諦めてお帰りになった方々もいらっしゃり、大変ご迷惑をおかけしました。

今年のテーマは「世界の学校展」です。このテーマを考えた生徒会執行部の思いが、生徒会のクラス展示に表現されていました。大きな飛行機が教室の中に展示され、私達はこの飛行機に乗ってどこに飛び立とうとしているのか?その目的地に着くまでの燃料は十分なのか?そして、飛行機だけではなく、他の乗り物の手段もあるのではないか?と見る人たちに考えさせるように工夫されていました。今、私達は高校生活を過ごしていますが、この先、どこに向かうのか?そのための燃料、つまり、知識を得ること体験を通して学んだことなどが蓄えられることを気づかせてくれました。

今年のクラス展示は、各国の学校制度や制服、生徒たちの一日の流れなどを来場者参加型で楽しく学べるように工夫されていました。また、お客様をおもてなしする態度も普段の学校生活からは想像もできないほど(生徒たちに失礼ですね。笑)、優しい言葉、態度で接している姿に感動をしました。

私がこのテーマで調べ学習した生徒たちに考えてほしかったことは、学校教育を安心して受けることができる国と、そうでない国がどのように発展しているのかを考え、子どもたちに平等に教育の機会を与えることが将来の平和な世界を作る大きなカギになるということです。

日本はすべての子どもたちに、教育を与える環境が整っています。しかし、現実はどうでしょう?生徒たちがこの機会に、教育を受けている自分がこれから先、どこに向かうのかを考えるきっかけになって欲しいと思いました。

学校生活の中で一番大きなイベントである学園祭で、生徒たち一人ひとりの表情が生き生きと変化していく様子を見ることができました。学園祭が終わり、出会った数人の生徒たちが「本当に楽しかった!達成感を味わえた。」と話してくれたその表情は、困難や苦労を乗り越えたからこそ得ることができた自信と深い喜びに満ちていました。生徒たちが深い満足を得る場を提供できる教育機関に勤務させてもらえている私たちは、幸せですね!