小さな光の輝き
2023.12.24

コロナと共に生きる生活になった今年、久しぶりに本校伝統の行事「奉仕活動」を行うことができました。

 

 

12月7日、8日の2日間、募金活動、各施設、校内作業に取り組みました。

今年にテーマは「共に支え合う」でした。

生徒たちの感想文を読むと、校内の花壇整備に取り組んだ生徒は、肥料を作ってくれる人たちがいてくれるから、こうして花壇に肥料をまくことができることに気づき、「支え合う」ことを体験していました。

また、ある生徒は、花壇整備は体力がいる作業で、「腰が痛い」「疲れた」とつぶやきながらしていた自分に、毎日畑の世話をしているお母さんやおばあちゃんの苦労に気づかされ感謝の心が育ちました。

 

募金活動も他者のために自分の時間と体力を使い、皆さんの善意のお心で、名古屋駅240,000円、豊田市駅174,396円の募金が集まり、そのお金はカリタスジャパンを通してガザ地区へ送金します。

栄で行った募金は205,747円にあり、CBCに直接届けました。

このお金は、CBC主催の子どもに対する食事支援として使われます。

 

奉仕活動を通じて自分の心の中にある自分中心の生き方から、他者中心の生き方ができる体験をしました。

 

そして、クリスマス会を迎えました。

今年のクリスマスミサを司式してくださった神父様は、神言会のヤコブ神父様です。ミサの中で神父様は次のお話をしてくださいました。

 

「ルカ福音書2章に、イエスが誕生した時の皇帝の名前が書かれているのは、イエスは確かに歴史の中に生まれた事実を伝えている。そして、当時支配していた皇帝の名前の後に、白い布にくるまれた赤ちゃんのイエスの様子を描いたのは、本当の王は貧しくみすぼらしい姿で、それも誰にも気づかれない方法でこの世界にお生まれになったことを意味している。皇帝アウグストゥスは偉大で力を持ち人々から尊敬されているが、赤ちゃんのイエスは小さな道、親切な道を歩んでいった。皇帝は死んだが、イエスの生き方は、今も歴史に影響を与え人類の生き方を変えていく。その生き方の光は現代の私たちにも受け継がれている。人生の中で、その光が時には消えてしまうこともある。その時に、人々から受ける親切や優しさの力によって、また光が灯される。

我々の世界は、弱い人を踏みにじって生きているところもある。その時に赤ちゃんのイエスを思い出し、本当の平和は力によって作られるのではなく、小さな道を生きることによってもたらされる。今、イスラエルとガザの戦争によってたくさんの人たちが苦しみ悲しんでいる時だからこそ、クリスマスを思い出して祝うことが大切。そして、イエスの誕生によってもたらされている小さな光を、私たちが受け継ぎ輝かせていくことを思い出しましょう。」

2学期も無事終わることができたことを、すべての方々に感謝いたします。

学校行事も以前の行事内容に戻り、久々の行事で生徒も教員も共に作り上げてきた感じがします。

あっという間の2学期だった感じですね。

 

悲しい話をよく耳にし、希望が無くなりそうなこの時期だからこそ、本来の「人間の生き方とは?」と考える時間が与えられることは、未来を生きていく若者にとって幸せな時間になったのではないかと思います。

 

皆様にとって、良いクリスマスと新しい年をお迎えになられますように!来年もよろしくお願いいたします。