新年度が始まり、早1か月を迎えようとしていますが、まだブログを書けずにいました。
それは、3月22日から29日生徒たちとイタリア研修旅行へ行ってきた疲れが出たからです。(笑)
イタリアでは毎日18000歩から20000歩歩いたことと気温が連日20度以上だったので、帰ってきたら寒さが身に応え風邪をひき体調不良が長引きました。
イタリア研修の報告は、5月14日に行われる創立記念日で発表させていただきます。
今年度、入学してきた生徒たちは明るく元気で、活発な学年団です。
新しい風が校舎に吹き込んできた感じで、どのような学校生活になるのか楽しみです。
毎日の生活を無事に送っていた矢先、21日に教皇フランシスコが帰天されたという訃報が世界中を駆け巡りました。
実は、私個人的にイタリア研修期間でこのようなことが起こらないかと危惧していました。
それだけ教皇様の容態が弱っておられているのを知っていたからです。
教皇様とは、私たち修道会と親しくさせていただいておりました。
2023年ローマの修道院で会の総会が行われていた時、総会に参加しているシスターたちと教皇様の謁見が行われる予定でしたが、入院しておられ公務からしばらく退かれることを聞いていました。
私たちは残念に思っていましたが、教皇様は退院したその足で、こっそり私たちが総会を行っている会場に来てくださいました。
私は入り口の後ろの席にいたので、車椅子に乗って会場に入られた教皇様を近くで見ることができラッキーでした。(笑)
24日木曜日の全校朝礼で、私たちは教皇様の願いであった世界の平和が一日も早く実現するように、そして教皇様の働きに感謝の祈りを捧げました。
そして、私たちも周りに平和を与えられる「一粒の麦」の生き方ができるようにと合わせて祈りを捧げました。カトリック学校だからこそ、体験できることですね。
これから、次の教皇様を決める選挙(コンクラーベ)が行われますが、イタリア研修に参加した生徒たちは「最後の晩餐」の絵画が描かれているシスティーナ礼拝堂を訪れているので身近に感じていることでしょう。
神様の望まれる教皇様が選ばれますように祈りたいものです。