1学期が終わりました!
2025.07.23

春の訪れをゆっくり味わうこともないまま、あっという間に梅雨と夏の到来。私たちの体もその速さについていけず不調を訴える生徒も出てきた1学期でした。

 

 

 

1年生にとっては新しい環境に慣れるのに、緊張と不安を抱えた日々でしたが、長欠する生徒もいなく学年のまとまりができつつあります。

6月に修養会を経験した後、正副室長が中心となり修養会で学んだことを日常生活の中で実行できるように、各クラスに働きかけています。

イベントをイベントとして終わらせずに継続させていこうとする1年生の生徒たちの動きが将来楽しみになってきました。

 

2年生は修学旅行に向けての準備が着々と行われています。

1年生のクラスの思い出を引きずることなく、新しい環境に溶け込み前向きに学校生活に取り組んでいます。

止揚学園のボランティア活動への参加やインド体験学習への参加希望を出す生徒の数も2年生が多いですね(3年生は受験で余裕がありませんが・・・)。

学校の中心になって活動する学年になってきました。

 

3年生は1年生の時からあまり意思表示、感情を表に出す学年ではありませんでしたが、3年生になり最高学年としての姿を現してくるようになりました。

最初の行事「球技大会」は3年生のチームワークと底力を見せつけられました(笑)。

そして、各自の進路を左右する成績を目指して猛勉強。結果は、三者懇談会で決まりますね。

 

本校は机上の勉強に加え、体験を通して視野を広げることができるように年間計画が作成されています。

生徒たちと接していると、「感情」を表現できない生徒が多いことに気づかされます。「これをしてもらって嬉しかった。」「このお話を聞いて悲しくなり・・・」と表現するところ、「これを聞きました」「これをしました」と状況を話すだけで、それに伴った自分の感情が言えないのです。

反対に怒りの感情だけを出したり、斜めに見て評論家のように客観的に述べる生徒もいます。

やはり、自分の思いや感情としっかり向き合えていない感じがします。

今のうちに自分と向き合う習慣をつけておかないと、いつも人任せになり自分の人生を主体的に生きる力が育たないように思います。

日ごろから家庭で、学校で自分の気持ちを言い合える関係を作れるようにしたいですね。

そう思うと、夏休みはまさにその関係を作る時です!それぞれが体験したことを夕食の時に、お互いに分かち合える時間が作られると有意義な夏休みになるのではないかと思います。

 

サッカー部の皆さん、暑い(?)北海道で行われるインターハイ、聖カピタニオ旋風を巻き起こしてくださいね!健闘をお祈りしております。